MOS2013Wordに独学で合格しました(1000点満点中925点)。
独学で合格までにかかった期間は1ヶ月半。1日の勉強時間は平均40分です。
以前も同じ勉強方法でMOS2003Excelエキスパートを取得したので、「これは再現性があるのでは?」と思い、まとめました。
私がMOS合格したのは、2016年1月です。
勉強方法はまだまだ使えますが、本文中でオススメしている参考書は、あなたが取得したいMOSのバージョンに合わせて変更してください。
MOS独学合格に必要な期間・テキスト(参考書)
期間:MOS試験合格に必要な勉強期間は長くて2ヶ月
MOSを独学で合格するのに必要な期間は、最短2週間くらいです。
というのも、私がMicrosoft Office Specialist Word 2013 対策テキスト& 問題集 改訂版 (よくわかるマスター)の模擬試験で、安定して合格ラインを取れるようになったのが2週間くらいだったからです。
私は、受験料を無駄にしたくなかったので、一度は満点を取ってから受験したいと考え、受験しませんでしたが、そうでないなら、2週間でいけます。
MOS資格のテキストはFOM出版のよくわかるマスターシリーズが秀逸
テキストはFOM出版の教科書以上にわかりやすくて、安価な教科書はないです。
FOM出版のテキスト一冊あれば、MOSはもちろん日常業務でもまず不自由しません。
模擬試験も実際の試験よりもワンランク上の試験が用意されているので、 この本についてくる模擬試験を鼻歌交じりに解けるようになれば、MOSは余裕で取得できますよ!
MOSを独学で合格するには向き不向きがある
パソコンスクール推奨→わからないことを自力で調べられない人
ただし、独学でMOSを取得するのには、ある程度条件があります。
私が考える独学での取得に向いている人はこんな人です。
- 自宅にパソコンがある
(もしくは、資格取得のためにパソコンを貸してもらえる) - すでにパソコンがある程度使える
(実務でパソコン使ってるような人) - 暗記が得意な人
- 不明な部分を自力で調べられる人
(誰かにものを訊ねて「ググレカス」って言われない自信がある人)
この4つの条件を満たさない人は、独学ではなくてパソコンスクールに通って取得した方が、受験料が無駄にならなくて済みます。
特に検索能力は必須。
職場で「こんなパソコン業務もできないんですか?」と言われている人が、「資格を取って見返してやる!」と意気込む気持ちはわかるのですが、検索能力くらいはないとしんどいですよ…。
FOM出版のテキストでMOS独学合格する勉強方法
3段階の勉強法で「よくわかるマスターシリーズ」を使い倒す
- テキストの単元を一つ一つやってみる。
- 付属CDの模擬試験を受験する。
- 間違えた部分はテキストに戻り模擬試験を受験する。
(コンスタントに80%、90%取れるようになるまで)
勉強方法はこれだけです。
MOS2013の場合、成果物作成型と言って、試験問題に答えていくことで成果物を完成させていく形式。
なので、MOS2013以前の試験と違って飽きやすいですが、飽きた頃には合格ラインになっているはずです。
(私の場合は大丈夫でした)
私の体験記録:独学合格のための3段階はこうやった
1.MOSテキストの単元を実際にやってみる
正直にいうと、教科書の中の操作には
「こんな操作くらい教科書をみなくてもできる」
という操作もあります。
でも、MOSの試験では、結果は合っていても正当にならない場合があります。
ですので、ここは『忍耐』のふた文字で教科書通りにやりましょう。(資格取得のためと思って、我慢しましょう)
また、本編の他に脇の方に「コラム」や、「この機能はそもそもこういうもの」という小話が書いてありますが、試験には関係ないので無視しましょう。
飽きたときにちょっと目を通すくらいでいいです。
2.FOM出版テキスト付属CDの模擬試験をやってみる
模擬試験は1日1回しかしませんでした。
何と言っても、教科書についてくる模擬試験は全部で5回分。
自分の知識がどこまで定着しているかの判定に使用するので、一気にやるとダレます。
この時に大事なのが、
「模擬試験で間違ったところは、試験終了後に回答アニメを見て復習する。」
「試験時間をカウントして、どれくらいの速度で問題を解けるかチェックする。」
こと。
自分の実力の把握のための模擬試験なので、この2つは必ずやりましょう。
3.MOS模擬試験で間違えた部分はテキストに戻る→模擬試験受験
ここまでしなくても、合格はできます。
でも、ここまでやっておけば万が一はないです。(私は受験料が勿体無くてどうしても一回で受かりたかったんです…)
MOS本番の試験時間は50分です。
なので、模擬試験は25分で80%から90%とれるようになるまで、繰り返します。
というのも、半分の時間で解ければ、本番で回答を初期状態に戻したい(リセットすると、すべての回答がリセットされます)状況になったときも、安心してリセットできるからです。
「リセットする」なんてよほどの緊急時ですが…。
【体験談】私のMOS独学合格までの道のり
私がMOS独学合格するまでの勉強履歴をご紹介するとこんな感じです。
当時の私のスペックは
- 未就学児の育児中
- 自由に使える時間は子供が寝ている早朝か深夜
- 土日祝日は子供と過ごす
- 夫とは別居中
開始〜9日目:MOSテキスト一通り終了
MOSの勉強開始から9日間で、FOM出版のMOSテキストの勉強を終了しています。
毎日の勉強時間は1時間弱。連続して勉強できる時間は30分程度でした。
10日目〜35日目:模擬試験受験→テキストに戻る
MOSの模擬試験は、合計13回受験しました。
模擬試験一回あたりにかかる時間は、25分〜40分程度。
受験回数が増えるにしたがって、かかる時間は少なく、得点は高くなりましたね。
勉強時間にあてれる時間が限られていたので、模擬試験を受ける日は模擬試験だけ、テキストに戻って勉強する日は、テキストの勉強だけをしていました。
MOS模擬試験の受験結果一覧
第1回試験 | 第2回試験 | 第3回試験 | 第4回試験 | 第5回試験 | |
1回目 | 92% | 70% | 82% | 84% | 78% |
2回目 | 90% | 80% | 90% | 94% | 94% |
3回目 | 76% | 94% | |||
4回目 | 92% |

模擬試験の結果画面。FOMテキストの模擬試験は全部で5つ。試験直前には、ほぼ全ての模擬試験で90%台になった。
MOS資格を独学で受験した感想
MOS資格試験本番よりもFOM出版の模擬試験の方が難しい!
以前MOS 2003 Excel expertを同じ方法で取得した時も思ったんですが、模擬試験の方が圧倒的に難しいです。
MOS本番の試験会場で、
「ここまでしかしなくていいんだ!?」
「模擬試験ではこの後で、こんなこともやれあんなこともやれって言われたのに!?」
と感じる設問しかありませんでした。
ですので、Microsoft Office Specialist Word 2013 対策テキスト& 問題集 改訂版 (よくわかるマスター)の模擬試験がしっかり得点できれば何の問題もなく合格できます。
合格後1ヶ月程度すると届く合格証明書はかっこいいですよ!

こんな感じのが届きます。
ぜひ独学で取得を目指してみてくださいね!
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