私は離婚して3年近く経ちます。
離婚した当初は、
「子供のために早く再婚しなくっちゃ」
「お父さんがいてお母さんがいてこそ、まともな家庭」
「そうでない家庭で育った子供は不幸」
と、信じていたので
それはそれは必死に男探しをしていたのです。
でも、彼氏なんてちっともできませんでした。
そりゃそうでしょう、20代の生娘だって『結婚するのが難しい時代』に
『バツイチ子持ちのアラサー』なんて誰が見向きもするもんですか。
でも、当時の私は必死でした。必死になる理由はただ一つ。
子供ため
子供にとってしてみれば甚だ迷惑だったでしょうが、当時の私は信じていたのです。
お父さんのいないマトモじゃない家庭で育った子供は不幸
だと。
お父さんさえいれば、私も子供も幸せになれる。
って信じてたんですね。
”運”や”他人の力”で手に入る”幸せ”なんて、ほんのちょっとなのに…。
端から見ればそれはそれは、狂気じみていたことでしょう。
自分と自分の子供の幸せを、どこの誰ともしらない人に丸投げしようとしているんですもの。昔ばなしのヤマンバだってびっくりです。
そりゃ、もてないさ。
(あたしが逆の立場だったら、全力疾走で逃げるわw)
幸せになるために必要な物は、”ちょっとの運”と”その運をつかむ自分の実力”
その”実力”を手に入れるためには、”日々の努力が必須”。
そう気付いたのはいいだけフられたその後で、気づけば離婚してから2年も経っていた頃でした。
その頃になると、仕事も定職があって収入も安定してました。収入が安定すると、心も落ち着きます。「再婚なんてしなくていっか。」心底そう思ったのもその頃から。
不思議なことに、再婚を諦めると、今までそっちに向いていた時間と労力が他に向きました。その時間と労力を自分の好きなこと、子供がうれしいことに使い始めてしばらくしたら、ひょんなことから恋人ができたのです。
自分の望みをかなえてくれる”誰か”を必死に探すより、自分で自分を幸せにする道を探った方がどうやら早道。
そんなことを実感したのでした。
私が自分磨きに使っている本はこちら。
手元におくのはちょっと恥ずかしいタイトル(と私は思ってる)なのですが、Kindle版だと書棚に置かなくていいから安心ですw
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